今回は「さいとうらじお」に、M&Aアドバイザリー事業を展開するDawnX株式会社の代表・福住優(通称マックス)氏が登場。27歳という若さで年商億超えの企業を経営する彼ですが、その原点は大学時代のインターンにありました。漫画『キングダム』さながらの師匠との出会いから、独立後の葛藤、そして「馬車馬のように働く」若手へのメッセージまで、その熱いキャリア論を語っていただきました。
「王騎将軍」との出会い。大学3年で決めたM&Aの世界
――まずは、これまでの経歴を教えてください。
福住: 現在、M&Aアドバイザリーを行うドンクロス株式会社を経営しています。業界歴は大学3年生のインターン時代から数えて6年ほどになります。 もともと大学1年生の時に簿記を勉強していて、起業したいという思いがありました。そんな時、のちの師匠となるM&Aバンクの島袋さんに出会ったんです。
――島袋さんとの出会いが大きな転機だったとか。
福住: はい。当時、営業のインターンをしていたんですが、島袋さんに商談をしたら2分で断られて(笑)。でもそのギラギラした姿が本当にかっこよくて、「あなたのような社長になるにはどうすればいいですか?」と聞いたんです。 すると「M&Aをやれ」と言われ、そこからすべてが繋がりました。僕にとって島袋さんは、まさに『キングダム』の王騎将軍のような存在ですね。
看板を捨て、1人で独立。仲間と共に目指すIPOへの道
――その後、満を持して独立されたわけですが、不安はなかったですか?
福住: もちろんありました。前職では会社の看板を背負って活動できていましたが、それがなくなる怖さは感じていましたね。 最初は1人でスタートしましたが、ありがたいことに前職からの案件を引き継がせていただくなどのサポートもあり、順調に滑り出すことができました。
――現在はチームも拡大しているそうですね。
福住: 今は業務委託を含めて7人のメンバーがいます。全員リファラル(紹介)で集まった非常に優秀なメンバーです。 僕たちが目指しているのは、単なるM&Aの仲介だけではありません。上流の成長戦略支援から、売却後の資産運用までを一気通貫でサポートできる組織を作りたいと考えています。 IPOも視野に入れていますが、それはあくまで通過点。100年続く強い会社を作ることが僕のビジョンです。
「馬車馬のように働ける」のは今だけ。若者への提言
――これから起業や独立を目指す若者にアドバイスをお願いします。
福住: 僕は「やるなら早いほうがいい」と断言します。なぜなら、20代のうちは「馬車馬のように働く」ことができるからです。 30代になるとどうしても体力が落ちてくるという話も聞きますし、若いうちなら失敗しても何度でもトライアンドエラーができます。
――「ハードワーク」が成功の鍵だと。
福住: そうですね。M&Aのような専門知識が必要な業界では、圧倒的な学習量と現場経験が不可欠です。 「楽して稼ぎたい」ではなく、「明確な欲求」を持って自分で考え、動き続けられる人は、必ず道が開けるはずです。 僕自身も誰かの「王騎将軍」になれるよう、これからも突き進んでいきたいと思っています。
【編集後記】
弱冠27歳にして、M&Aという百戦錬磨の経営者を相手にする世界で結果を出し続ける福住氏。 その自信の裏には、師を仰ぎ、泥臭く積み上げた「圧倒的な努力」がありました。 「人生のターニングポイントにM&Aがある」と語る彼の挑戦は、まだ始まったばかりです。