ラジオご出演

顔出しNGで半年6万フォロワー。業界1位を獲り続けるゆる麻布の「ルールハック」術

更新: 2026年3月23日
PROFILE
ビジネスインフルエンサー
ゆる麻布

陰キャぼっちが辿り着いた、組織に頼らない「生きる道」

――まずは、現在の活動について教えてください。

ゆる麻布(以下、ゆる麻布): 主にIT界隈で複数の会社を経営しながら、ビジネスインフルエンサーとしてXで発信しています。 Xを本格的に始めたのは1年半ほど前で、最近出版した本もおかげさまで4万部近くまで伸びています。

――幼少期は意外にも「ぼっち」だったとお聞きしました。

ゆる麻布: そうなんです。子供の頃からコンピューターが好きで、ずっと画面に向かっているような「変なやつ」でした。 小・中・高とずっと友達の輪に入れない「ぼっち」で、大学にも行かず専門学校を経て、ゆるっと起業しました。

――一度は会社員も経験されたのですか?

ゆる麻布: 全く関係ないクリエイティブな業界に入社しましたが、組織に馴染めるわけがなく、すぐに辞めました。 「自分には組織で生きるなんて無理だ、起業するしか道はない」と、ある意味で追い込まれて選んだのが経営者の道でした。

 

X運用の極意は「1日50ポスト」。AIには不可能な“共感”の設計

――SNS発信を始めたきっかけは何だったのでしょう?

ゆる麻布: 2014年頃、経営が安定して暇になった時期があったんです。 当初Xは「治安が悪い場所」だと思っていましたが、匿名で偉そうに語っている人を見て「これくらいなら自分にもできる」と真似したのが始まりです。

――驚異的な投稿量ですが、運用の秘訣はありますか?

ゆる麻布: 1日に50本はポストし、リプライも200件ほどこなします。 何がバズるかは誰にも分からないので、とにかく試行回数(PDCA)を増やすことが重要です。 50本打てば1本はバズる。それを毎日続ければ、アカウントの評価が上がり、さらにバズりやすくなります。

――文章を書く上で意識していることは?

ゆる麻布: 「強い言葉」で興味を引き、その後に「共感」を混ぜることです。 正しい日本語よりも、人の心をどう動かすかがSNSでは重要です。 教科書的な文章はAIで書けますが、人間の感情を揺さぶる共感の設計はAIにはできない価値だと思っています。

 

人生のルールをハックせよ。若者に贈る「最小リスク」の起業論

――なぜ顔出しや本名を伏せているのですか?

ゆる麻布: 当初、経営していた会社のM&A(売却)を進めており、監査中にSNSで炎上して破談になるリスクを避けるためでした。 結局、匿名で伸びてしまったので、今はあえて顔を出さないことが「何者なんだ」という需要にもなっています。

――これからの時代を生きる若者へアドバイスをお願いします。

ゆる麻布: 「人生のルールをハックする」という視点を持ってほしいです。 例えば、大企業の下積みを経て社長を目指すより、若いうちに小さな会社を作って売却(M&A)し、そこから幹部として入る方が早い場合もあります。起業は人生をかけるような大博打である必要はありません。 副業からゆるっと始めて、本業を超えたら切り替えればいい。まずはリスクのない範囲で、自分でビジネスを回す経験を今すぐ始めてください。

 

【編集後記】

「陰キャが金を稼いで弾けたパターン」と自嘲気味に語るゆる麻布氏。 しかし、その裏には徹底した「数の論理」と「市場分析」がありました。 「0日婚」というプライベートでの決断力も含め、彼の生き方は、既存のルールに縛られず最短距離で「逃げ切る」ためのヒントに溢れています。