洗濯機すら回せない「社会不適合者」が、最速で年商10億を稼ぐまで
――まずは、簡単な自己紹介をお願いします。
迫佑樹(以下、迫): 知識共有プラットフォームの「Brain」を主軸に、教育事業やコンサル、最近では生活習慣を整える朝活サービスや仮想通貨プロジェクトなどを展開しています。もともとはプログラミング教育からスタートしたのですが、受講生と一緒に事業を作ったり、プラットフォーム化したりと、領域を広げてきました。
――20代で年商10億超えと圧倒的ですが、昔から優秀だったんですか?
迫: いえ、僕は自他共に認める「社会不適合者」なんです。これまでに洗濯機を回した回数は片手で数えるほどですし、できないことは一般的な人の100分の1もパフォーマンスが出せません。ただ、やりたいことへの集中力は人の10倍ある。会社員として赤字社員になるのが嫌で、消去法的に「起業」という生き方を選びました。
「2倍返金保証」と「仮想通貨決済」――誰もやらない領域を攻める戦略
――Brain以外にも、かなりユニークな事業を展開されていますね。
迫: 常に「日本で誰もやっていないこと」を先にやるのが僕の強みです。最近では、講義代金を回収できなければ倍額して返金する「2倍返金保証プラン」を導入しました。これ、普通は自信がないとできないですよね。
――最近話題の仮想通貨プロジェクトも、その一環でしょうか。
迫: あれは「決済リスクの回避」という極めて現実的な課題から生まれました。プラットフォーム運営において、カード会社による突然の決済停止は致命傷になります。実際、年間12〜13億円の決済が止まりそうになったこともありました。 そこで「楽天ポイント」のような自社独自の経済圏を、ブロックチェーン技術を使って構築したんです。これならBANされる心配もありません。
自己投資に2,000万円。成功者は「環境」と「フィードバック」を買う
――迫さんは、今でも学びへの投資を惜しまないと聞きました。
迫: 直近でも、ライティングを学ぶために2,000万円を投じてコンサルを受けました。1週間連続で毎日添削してもらうような環境です。学習にお金をかけるのは、確実に回収できるから必須だと思っています。
――最後に、これから独立を目指す若者にメッセージを。
迫: 失敗を恐れる必要はありません。やらかしたエピソードですら、5年後には面白いネタになってファンを作ってくれます。結果には「成功」か「後からついてくる成功」の2択しかないんです。 まずは質の高いフィードバックが得られる「環境」に身を置き、どんなに理解不能でも実行しきること。それが最速で結果を出す唯一の道だと思います。
【編集後記】
「社会不適合者」としての自己理解から、合理的な事業設計を積み重ねる迫氏。20代にして「令和の虎」の青氏らを輩出し、教育×ITの最前線を走り続ける彼の視点は、常に市場の数歩先を見据えています。M&Aなどの出口すら「通過点」と語る彼の挑戦は、これからも日本のビジネスシーンを刺激し続けるでしょう。