「求人を出しても応募が集まらない」「内定を出しても辞退されてしまう」。こうした悩みを抱える人事・採用担当者や経営者は少なくありません。条件面だけで大手企業と競うのは難しく、従来の採用手法に限界を感じている方も多いでしょう。
そこで注目されているのが「採用ブランディング」です。採用ブランディングとは、自社で働く魅力を言語化して求職者に伝え続ける取り組みを指します。本記事では採用ブランディングとは何かという基本から、背景・メリット・注意点・進め方までを順に解説します。
実際に組織づくりに取り組む経営者の声も交えているので、自社の採用活動を見直すヒントにしてください。
本記事は株式会社Myoshinが運営するビジョン図鑑の記事です。自社サービス「採用サポ10」の紹介を含みます。
採用ブランディングとは?定義
最初に結論からお伝えします。採用ブランディングとは「この会社で働きたい」と求職者に思ってもらうための一連の取り組みです。ここでは定義と似た言葉との違いを整理しましょう。
採用ブランディングの定義と目的
採用ブランディングとは自社の理念や社風・働く環境といった魅力を言語化し、求職者に一貫して伝える活動です。目的は応募数を増やすことだけではありません。自社に共感して長く活躍してくれる人材と出会うことにあります。
英語では「エンプロイヤーブランディング」とも呼ばれます。雇用主としての評判やイメージを高める考え方として広まりました。商品のブランドが顧客に選ばれる理由になるように、企業のブランドは求職者が応募先を選ぶ理由になるのです。
たとえば同じ給与水準の2社があれば、求職者は「どちらの会社の考え方に共感できるか」で応募先を決めるでしょう。条件で差がつかない場面ほど、ブランドの有無が結果を分けます。
つまり採用ブランディングは、求人広告の見せ方を工夫する小手先のテクニックではありません。「自社は何者で、どんな人と働きたいのか」を定めて伝え続ける経営の取り組みだといえます。
採用広報・採用マーケティングとの違い
採用ブランディングと混同されやすい言葉に「採用広報」と「採用マーケティング」があります。三者は重なる部分も多いものの、目的と役割が異なります。違いを押さえておくと施策の優先順位がつけやすくなるでしょう。
| 項目 | 採用ブランディング | 採用広報 | 採用マーケティング |
|---|---|---|---|
| 目的 | 自社が「選ばれる理由」をつくる | 自社の情報を求職者に届ける | 母集団形成から入社までを設計する |
| 主な活動 | 魅力の言語化・メッセージ設計 | SNS・ブログ・オウンドメディアでの発信 | ターゲット分析・チャネル選定・数値管理 |
| 主な対象 | 求職者・潜在層・社員 | 求職者・潜在層 | 応募を検討している求職者 |
| 期間の目安 | 中長期 | 短期〜中長期 | 短期〜中期 |
| 成果の指標 | 応募者の質・定着率・認知度 | 閲覧数・反応数 | 応募数・内定承諾率・採用単価 |
整理すると、採用ブランディングは「何を伝えるか」を決める土台です。採用広報は「どう伝えるか」を担い、採用マーケティングは「どう集めて決めるか」を設計します。土台が曖昧なままでは発信も集客もぶれてしまうため、まずはブランディングから着手するのがおすすめです。
なお企業ブランディングは、顧客や取引先・株主など幅広い相手に企業価値を伝える活動です。採用ブランディングは対象を求職者と社員に絞った取り組みといえます。両者は別物ではありません。経営理念やビジョンを起点にして、採用向けの言葉に置き換えていくと一貫性を保てます。
採用ブランディングが必要な背景
多くの企業が採用ブランディングに力を入れる理由はどこにあるのでしょうか。主な背景は次の3つです。
- 人材獲得競争の激化
- 求職者の情報収集の変化
- 早期離職とミスマッチの課題
人材獲得競争の激化
最大の背景は、少子高齢化による労働人口の減少です。採用市場は求職者優位の「売り手市場」になりやすい構造にあります。企業が人材を選ぶ時代から、選ばれる時代へと変わりました。
求人倍率の高い職種では、給与や休日などの条件を上げても他社との差がつきにくいのが実情です。条件面の競争には限界があります。とくに中小企業は、大手と同じ土俵で戦うと不利になりやすいでしょう。
だからこそ条件以外の「この会社ならでは」の魅力で選ばれる仕組みが求められています。採用ブランディングは、規模で劣る企業にとって有効な戦い方の一つです。
求職者の情報収集の変化
求職者の情報収集の方法も大きく変わりました。求人票だけで判断する人は減っています。企業のSNSや社員インタビュー・口コミサイトなどを横断的に調べるのが当たり前になりました。
たとえば応募前に代表者の発信を確認したり、社員の声から職場の雰囲気を想像したりする人は多いです。発信量が少ない企業は「情報がなくて不安」と受け取られやすくなります。比較の段階で候補から外れてしまうおそれもあるでしょう。
求職者が自ら調べる時代には、企業側も「見つけてもらう」ための継続的な発信が欠かせません。採用ブランディングはその発信の軸を定める役割を担います。
早期離職とミスマッチの課題
採用後の定着も大きな課題です。入社前のイメージと実態がずれていると、せっかく採用した人材が早期に離職してしまいます。
早期離職が起きると、採用や教育にかけたコストが無駄になります。残った社員の負担も増え、現場の疲弊がさらなる離職を招く悪循環に陥ることもあるでしょう。
採用ブランディングで価値観や働き方をありのまま伝えれば、共感した人が集まりやすくなります。入社後のギャップが小さくなるため、定着率の改善にもつながるのです。
採用ブランディングの種類と施策
採用ブランディングの施策は、発信する手段と届ける相手によって分類できます。自社の課題に合う組み合わせを選ぶことが成果への近道です。
発信チャネル別の施策
代表的なチャネルは次のとおりです。それぞれ得意な役割が異なるため、目的に応じて使い分けましょう。
| チャネル | 特徴 | 向いている目的 | 運用の負担 |
|---|---|---|---|
| 採用サイト・オウンドメディア | 情報量を自由に設計できる | 理念や仕事内容の深い理解 | 中〜大 |
| SNS(X・Instagramなど) | 日常の雰囲気を気軽に発信できる | 認知拡大・親近感の醸成 | 中 |
| 社員インタビュー記事・動画 | 働く人のリアルが伝わる | 入社後のイメージ形成 | 中 |
| 外部の採用メディア | 第三者の視点で紹介される | 信頼性の向上・新たな層との接点 | 小〜中 |
| 会社説明会・イベント | 双方向で対話できる | 志望度の向上・相互理解 | 中〜大 |
| インターンシップ・職場見学 | 仕事や職場を体験してもらえる | 相互理解・ミスマッチの防止 | 大 |
1つの媒体に頼るより、複数を組み合わせて接点を増やすほうが効果的です。たとえばSNSで興味を持った人が採用サイトで理解を深め、説明会で志望度を高める流れを設計するとよいでしょう。
細かな接点もブランドの一部です。説明会の案内で「服装自由」と伝えるだけでも、堅苦しくない社風は伝わるものです。反対に、案内文で自由な社風を掲げながら当日の運営が形式的では、言葉と体験がずれてしまいます。
求職者は発信内容と実際の体験の一致を見ています。メールの文面や面接の進め方まで含めて、一貫した印象を届ける意識を持ちましょう。
対象者別のアプローチ
採用ブランディングは、届ける相手によって伝える内容を変える必要があります。主な対象は次のとおりです。
- 新卒採用:理念への共感や成長環境など、将来性を重視する層
- 中途採用:即戦力として活躍できる環境や裁量・待遇を重視する層
- 潜在層:今すぐ転職を考えていないものの、いずれ候補になりうる層
- 社内の社員:自社の魅力を再認識し、発信の担い手にもなる層
新卒採用では、インターンシップがブランドを体感してもらう貴重な場になります。短期のプログラムでも、社員と一緒に働く体験は求人票の何倍もの情報を伝えるでしょう。インターンシップの内容そのものが「この会社らしさ」を表すよう設計することが大切です。
中途採用では、入社後に任される役割や裁量の大きさを具体的に示すと響きやすくなります。代表や社員のキャリアの歩みを紹介するのも効果的です。経営者自身の経歴やものの考え方が見えると、求職者は「どんな人と働くのか」を具体的にイメージできます。
見落とされがちなのが社員向けの取り組みです。インナーブランディングとも呼ばれ、社員が自社の価値を理解して語れる状態をつくることを指します。社員の言葉は、求職者にとってもっとも信頼できる情報源の一つになるでしょう。
採用ブランディングのメリット3つ
採用ブランディングに取り組むと、採用活動だけでなく組織全体にもよい影響が生まれます。主なメリットは次の3つです。
- 応募者の質が上がりミスマッチが減る
- 採用コストの抑制につながる
- 社員のエンゲージメントが高まる
応募者の質が上がりミスマッチが減る
1つ目のメリットは、自社に合う人材からの応募が増えることです。価値観や求める人物像を明確に発信すると、共感した人が自然と集まりやすくなります。
反対に、合わない人は応募前に自ら判断して離れていきます。応募総数が大きく増えなくても選考の効率は上がるでしょう。面接では条件確認ではなく、価値観のすり合わせに時間を使えるようになります。
結果として内定承諾率や入社後の定着率の改善が期待できます。採用の「量」より「質」を高めたい企業にとって大きな利点です。
採用コストの抑制につながる
2つ目は、中長期で見ると採用コストを抑えやすくなる点です。自社の認知が広がれば、有料の求人広告や人材紹介に頼る割合を減らせるからです。
人材紹介では、理論年収の数十%程度を成功報酬として支払うケースが多く見られます。1人あたりの採用費が大きくなりやすく、採用人数が増えるほど負担は重くなるでしょう。
| 手法 | 費用の発生のしかた | 特徴 |
|---|---|---|
| 求人広告 | 掲載期間や掲載枠ごとに発生 | 掲載をやめると露出が止まる |
| 人材紹介 | 採用決定時に成功報酬として発生 | 1人あたりの費用が大きくなりやすい |
| 自社発信(採用サイト・SNSなど) | 制作・運用の人件費や外注費が発生 | コンテンツが資産として残る |
一方で自社メディアやSNSでの発信は、資産として蓄積されます。一度つくったコンテンツは継続して求職者の目に触れるため、長く使うほど費用対効果が高まりやすいといえます。早期離職が減れば、再募集にかかるコストも抑えられるでしょう。
社員のエンゲージメントが高まる
3つ目は、既存社員の意欲や愛着が高まることです。採用ブランディングの過程では自社の強みや存在意義を言語化します。社員自身が会社の魅力を再発見するきっかけになるのです。
たとえば社員インタビューに登場した人が、仕事への誇りを深めるケースは少なくありません。「自分の仕事が誰かの役に立っている」と実感できるからです。社員が自社を誇れる状態は、社員の紹介による採用(リファラル採用)の活性化にもつながります。
採用ブランディングは外向けの施策に見えて、実は組織づくりそのものです。採用と定着の両面に効く点が大きな魅力といえるでしょう。
採用ブランディングの注意点
メリットの多い採用ブランディングにも、取り組む前に知っておきたい注意点があります。失敗を防ぐために次の2点を押さえておきましょう。
成果が出るまで時間がかかる
採用ブランディングは即効性のある施策ではありません。認知が広がって企業イメージが定着するまでには、一般に半年から数年ほどかかるといわれます。
短期間で成果を求めると、効果が出る前に発信をやめてしまいがちです。発信が途切れると、それまで積み上げた認知もしだいに薄れてしまいます。
対策として、短期と中長期で指標を分けて管理するのがおすすめです。たとえば短期は採用サイトの閲覧数やSNSの反応を追い、中長期は応募者の質や定着率を追います。目の前の採用は求人広告やスカウトで補い、ブランディングは並行して育てる考え方が現実的でしょう。
実態とかけ離れた発信は逆効果
自社をよく見せたいあまり、実態と異なる魅力を発信するのは避けるべきです。入社後にギャップを感じた人は早期に離職しやすくなります。口コミサイトやSNSで不満が広がれば、ブランドそのものを損なうおそれもあるでしょう。
大切なのは、強みと課題の両方を誠実に伝えることです。たとえば「業務量の多い時期がある」「仕組みが整っていない部分もある」といった事実も、伝え方しだいで信頼につながります。課題に向き合う姿勢そのものが、共感を生む材料になるからです。
社内の協力体制も欠かせません。人事部だけで進めると、現場の実態とずれたメッセージになりがちです。経営者と現場社員を巻き込み、全社で同じ言葉を語れる状態を目指してください。
採用ブランディングの進め方
ここからは採用ブランディングの具体的な進め方を解説します。全体の流れは次のとおりです。
| 段階 | おこなうこと | ポイント |
|---|---|---|
| 現状分析 | 自社の採用課題と求職者からの見え方を把握する | 社員アンケートや辞退理由の分析を活用する |
| 人物像の明確化 | 求める人物像(ペルソナ)を言語化する | スキルだけでなく価値観まで定める |
| メッセージ設計 | 自社の魅力を「選ばれる理由」として言葉にする | 誰に向けた言葉かを絞り込む |
| 発信の実行 | チャネルを選んで継続的に発信する | 無理なく続けられる体制をつくる |
| 効果測定と改善 | 指標を追って施策を見直す | 短期と中長期で指標を分ける |
現状分析と求める人物像の明確化
最初におこなうのは現状分析です。応募数や辞退率・定着率などのデータを振り返り、どこに課題があるのかを把握します。社員へのアンケートや面談で「入社の決め手」「働き続ける理由」を聞くのも有効でしょう。
次に、求める人物像を具体的に言語化します。スキルや経験だけでなく、価値観や行動特性まで落とし込むのがポイントです。活躍している社員に共通する特徴を洗い出すと、自社らしい人物像が見えてきます。
株式会社GearChangeの古井田宏輝社長は『よく成果を出す人の特徴として「素直・熱量・主体性・目的意識」の4つを挙げるんですけど、特に「素直さ」は成長に直結します』と語っています。このように評価軸を言葉にしておけば、発信内容と選考基準をそろえやすくなるのです。株式会社GearChange 社長インタビュー
経営者インタビュー
営業で人生が変わった。大学を中退して起業を選んだ僕が、次世代の「挑戦」を応援し続ける理由。
株式会社GearChange / 代表取締役
古井田宏輝
人物像が明確になると、発信のターゲットも定まります。「誰にでも来てほしい」という状態から抜け出すことが、採用ブランディングの第一歩です。
自社の魅力の言語化とメッセージ設計
人物像が定まったら、その人に響く自社の魅力を言語化します。事業の将来性・仕事のやりがい・人間関係・制度など、魅力を要素ごとに棚卸しするとよいでしょう。
そのうえで、他社にはない「選ばれる理由」を短いメッセージに磨き上げます。ここで大切なのは、万人受けをねらわないことです。ターゲットを絞り込んだ尖ったメッセージほど、共感する人の心に深く届きます。
StockSun/シダイ株式会社の小原一輝社長は『早慶・上智はいらない。彼らは頭が良すぎて「すかしている」部分がある』と語っています。求める人材を明確にし、ときに「求めない人材」まで言い切る姿勢は強い発信力を生むでしょう。StockSun/シダイ株式会社 社長インタビュー
経営者インタビュー
「早慶・上智はいらない」AI時代に重宝されるドブ板営業の極意
StockSun株式会社 / シダイ株式会社
小原 一輝
もちろん表現は自社の文化に合わせて選ぶ必要があります。大切なのは、自社が大切にする価値観を曖昧にせず言葉にすることです。言葉が明確であるほど、合う人が集まり合わない人は離れていきます。
発信の実行と効果測定
メッセージが固まったら、ターゲットが情報を集めるチャネルを選んで発信します。最初から多くの媒体に手を広げる必要はありません。運用を続けられる範囲で始め、反応を見ながら広げていくほうが現実的です。
発信を担う体制づくりも欠かせません。人事担当者だけで抱え込まず、社員インタビューへの協力や経営者の発信を組み込むと内容に厚みが出るでしょう。採用サイトやオウンドメディアの運用に手が回らない場合は、外部の力を借りる方法もあります。採用オウンドメディア運用代行とは?費用相場と失敗しない選び方7つでは、運用を外部に任せる際の費用相場や選び方を解説しています。
発信後は定期的に効果を測定し、改善を重ねましょう。主な指標の例は次のとおりです。
- 認知:採用サイトの閲覧数・SNSのフォロワー数や反応数
- 応募:応募数・応募経路・ターゲットに合う応募者の割合
- 選考:内定承諾率・辞退理由
- 定着:入社後の定着率・入社理由のアンケート結果
数値を追うだけでなく、面接で「なぜ当社に応募したのか」を聞くことも有効です。発信したメッセージが届いているかを確かめ、ずれがあれば言葉や媒体を見直します。この改善の積み重ねこそが、採用ブランディングを強くしていきます。
採用実務を外部に任せる選択肢
採用ブランディングの重要性はわかっていても、日々の採用実務に追われて手が回らない企業は多いものです。ここでは実務を外部に任せる選択肢を紹介します。
採用ブランディングと実務を両立する工夫
採用ブランディングには、人物像の設計やメッセージづくりといった考える時間が欠かせません。しかし現場では、求人原稿の更新やスカウト配信・応募者対応・日程調整などの作業が日々発生します。少人数の人事体制では、戦略を考える前に1日が終わってしまうことも珍しくないでしょう。
そこで選択肢になるのが、採用実務を外部に任せる採用代行(RPO)です。定型的な作業を任せれば、社内の担当者は魅力の言語化や面接での対話など、自社にしかできない仕事に集中できます。
依頼できる業務の範囲や費用相場は、採用代行とは?依頼できる業務や費用相場、メリット3つと選び方を解説で詳しくまとめています。ほかの企業がどのように活用しているかを知りたい場合は、RPO導入事例7選!成功企業に学ぶ効果・費用と失敗しない選び方も参考になるでしょう。
当社サービス「採用サポ10」の特徴と料金
具体例として、当社サービス「採用サポ10」を紹介します。採用サポ10は株式会社Myoshinが提供する定額制の採用BPO/RPOです。採用実務を外部化し、社内の担当者が本来注力したい業務に時間を使える状態を目指します。
専任の採用ディレクターが窓口となり、実行チームが求人運用・スカウト・応募者対応を担当します。支援範囲は採用設計・応募獲得(求人原稿・媒体運用・スカウト)・選考運用(応募受付・日程調整・ステータス管理)です。ブランディングで定めたメッセージを求人原稿やスカウト文面といった日々の発信に落とし込む実務を任せられます。
料金は初期費用15万円(税別)に加えて、月額10〜40万円(税別)の4プランから選べます。
| プラン | 月額(税別) | 稼働目安 | 主な支援内容 |
|---|---|---|---|
| トライアル | 10万円 | 16.0時間 | 求人広告の運用・求人原稿の改善・応募数や応募単価の分析 |
| ライト | 20万円 | 33.25時間 | トライアルの内容に加え、スカウト配信・応募者対応・面接日程調整・候補者管理 |
| スタンダード(推奨) | 30万円 | 51.25時間 | ライトの内容に加え、採用戦略の設計・媒体や予算の最適化・選考プロセス改善・採用KPI分析 |
| プレミアム | 40万円 | 70.5時間 | スタンダードの内容に加え、人事担当者の育成・面接官研修・採用マニュアル作成・内製化支援 |
特徴は全業務を0.25時間(15分)単位で管理している点です。何にどれだけ時間を使ったかを月次で開示するため、外部に任せても稼働の中身を把握しやすくなります。
契約や導入に関する主な条件は次のとおりです。
- 最低契約期間は3か月で、プラン変更は毎月可能(前月20日まで)
- 初期構築は2週間で、戦略設計・求人票・スカウト文面一式・ターゲットリスト・テスト実行まで実施
- 作成物はすべて発注企業に帰属
- 60分のヒアリング後、最短10営業日で稼働開始
- 求人媒体の掲載費・スカウト通数課金・広告費は月額費用とは別
なお面接の実施や候補者の評価・採否の判断・雇用条件の確定は、発注企業側でおこないます。面接代行と独自判断による書類選考は、標準の支援範囲に含まれません。採用の最終判断を自社に残しながら、実務の負担を軽くしたい企業に向いたサービスです。
作成した求人票やスカウト文面はすべて自社に残るので、まずは採用課題を整理する場として無料相談をご活用ください。採用サポ10の無料相談はこちら
採用ブランディングのまとめ
採用ブランディングとは、自社の魅力を言語化して求職者に一貫して伝え、「この会社で働きたい」と思ってもらうための取り組みです。人材獲得競争の激化や情報収集の変化により、条件だけで選ばれるのは難しくなりました。本記事のポイントは次のとおりです。
- 採用広報や採用マーケティングの土台となるのが採用ブランディング
- メリットは応募者の質の向上・採用コストの抑制・エンゲージメント向上の3つ
- 成果が出るまで時間がかかるため、短期施策と並行して育てる
- 実態に沿った誠実な発信と全社での協力体制が欠かせない
- 進め方は「現状分析→人物像の明確化→メッセージ設計→発信→効果測定」の順
大切なのは、自社が大切にする価値観を言葉にしてぶれずに伝え続けることです。採用ブランディングは採用の手法である以前に、組織づくりそのものといえます。
実務に追われて戦略を考える時間がとれない場合は、外部の力を借りるのも一つの方法でしょう。
採用サポ10は60分のヒアリング後に最短10営業日で稼働を始められるので、採用実務の負担を減らしたい方は早めにご相談ください。採用サポ10の無料相談はこちら
採用ブランディングのよくある疑問
自社の理念や社風・働く環境といった魅力を言語化し、求職者に一貫して伝える取り組みです。具体的には求める人物像の明確化やメッセージ設計をおこない、採用サイトやSNSなどで継続的に発信します。
一般に半年から数年ほどかかるといわれます。目の前の採用は求人広告やスカウトで補いながら、中長期の取り組みとして続けることをおすすめします。
できます。条件面で大手と競いにくい中小企業こそ、経営者の考えや社風など独自の魅力を伝える意義があります。まずは採用サイトやSNSなど、無理なく続けられる発信から始めるとよいでしょう。
発信の運用や求人原稿の作成・スカウト配信といった採用実務は、外部に任せる方法もあります。ただし自社の価値観の言語化は、経営者や社員を巻き込んで社内で進めることが大切です。