創業のきっかけ
大学院1年で法人化した
弊社は、私と共同代表の西原という、大学からずっと仲がよかった2人で立ち上げた会社です。2人とも大学院1年生のときに創業しました。もともと「なにか事業をやりたい」という思いがあって、個人でホームページ制作の仕事を受けていたんですけれど、それを続けるうちに、法人化した方がもっといろいろな方と関わったり、お客さまの目的に踏み込んだ提案をしたりできるのではないかと考えるようになって、会社として立ち上げることにしました。
事業内容
システム開発が7割
事業内容としては、ホームページ制作が2割、システムの開発が7割くらいで、残りの1割ほどが弊社の技術力を生かした技術コンサルティングです。多いのはWEB系のお仕事で、WEB系のシステムを作ることが多いですね。大手のSIerさんから仕事を受けて、そこのシステムを受託で作らせていただく形が中心になっています。
技術コンサルも手がける
プログラミングの言語はどんどん新しくなっていくので、それを常にキャッチアップし続けるのは、会社にとってかんたんなことではありません。従業員にもその知識を浸透させないといけないので、そこがあまりできていない会社さんから「新しい技術ってどういう感じなの」といった質問をいただいて、お答えする機会が多くあります。
苦労してきたこと
営業経験がなかった
2020年の設立からもうすぐ7年になりますが、この間、正直なところ仕事を取りづらい時期がありました。私自身、最初は営業の経験がまったくなかったので、そこはかなり苦労しましたね。西原も同じように、大学院時代はホームページ系の仕事を受けていただけで、数百万円や数千万円規模の案件を扱った経験もコネクションもありませんでした。そこから1つずつ、営業のやり方を学びながら築き上げてきたという感覚があります。
今の課題
労働集約からの脱却
いまに関していうと、仕事自体にはそこまで困っていません。大手さんともコネクションができて、弊社の技術力を評価していただけているので、案件はどんどん増えている状態です。一方で課題もあって、弊社はどうしても労働集約型の事業モデルになってしまうので、人を増やさないと売上を伸ばせません。そのため、エンジニアの採用が大きなテーマになっています。
学生を採用したい理由
即戦力を求めて転職経験のあるエンジニアを採用する会社さんも多いと思うのですが、弊社が学生や新卒に興味があるのは、最初から弊社のカルチャーに共感してもらいやすいからです。一度転職を経験しているエンジニアの方だと、さらにもう一度転職してしまう可能性が上がってしまうということもあるのかなと思っています。弊社にはいま長期インターン生が1名いて、以前は2名いたうちの1人がそのまま入社してくれました。未経験の方にもきちんと教えられる環境なので、そういったインターン生を育てる文化があります。
今後のビジョン
自社サービスを持ちたい
先ほどお話しした受託開発の事業を拡大するという意味では、やはり人を増やしていくことが欠かせません。もう1つ、労働集約型のモデルにとらわれないアプローチとして、自社サービスを持ちたいと考えています。自社サービスを育てて、それを販売していくような事業モデルに転換していきたいですね。まだ市場規模の調査などを深く詰められているわけではないんですけれど、これはおもしろそうだなと思える構想はいくつかあります。
弊社の強み
売上を最優先に考える
弊社の強みは、お客さまの売上をもっとも意識している点です。それに共感していただいて、継続して発注いただいたり、選んでいただいたりすることが多いですね。
学び続ける文化
新しいシステムやプログラミング言語のキャッチアップだけでなく、デザインのトレンドについてもデザイナーがきちんとキャッチアップしているので、モダンなサイトやモダンなシステムを作ることができます。3Dモデルを使ったサイトなど、ほかの会社さんではなかなか手がけないような案件も手がけてきました。クライアントさまとのコミュニケーションも大切にしていて、ヒアリングを徹底したうえで、新しい技術に関する勉強会にも積極的に参加しています。そこで得た情報を社内で共有する「社内LT」という場もあり、会社全体で技術力を高めていく取り組みをおこなっています。あわせて、週に一度ほどエンジニアブログを更新して、最新技術のキャッチアップとアウトプットを従業員がおこなっている状態です。
学生へのメッセージ
就活は重く捉えない
就職活動をする学生の方とお話しする機会があるんですけれど、プレッシャーがすごそうだな、「ここで自分の人生が決まってしまう」と思い詰めている方が多いように感じます。ただ、会社に入ったあとでも、社会人として成長する機会はいくらでもあります。そこまで重荷に感じずに、いろいろ楽しみながら就職活動をすればいいと思いますし、最悪の場合は転職すればいいとも思っています。私の友人を見ていても、よくわからないところに就職した友人が、そこでがんばって大手の企業に転職したりすることもあるので、最初にどこへ入るかはそこまで関係ないのかなと。入ったあとの仕事ぶりの方が、よほど重要だと思います。弊社に入っていただければ、エンジニアとしてもビジネスパーソンとしても成長できる環境だと思います。どちらかというとコンサルティング寄りの思考を取り入れているので、レスポンスの速さやコミュニケーションスキルといった面でも力がつくのではないでしょうか。
編集後記
今回、はじめてのインタビューで緊張しましたが、石津さんが終始やわらかい雰囲気で話してくださり、とても学びの多い時間になりました。大学院在学中に起業し、労働集約型の事業から自社サービスへと視野を広げていくお話には、まだ何者でもない自分にとっても勇気をもらえるものがありました。就職活動を重く捉えすぎなくていいという言葉が印象に残っています。