「インターンに参加すると、給料はもらえるのでしょうか」「もらえるなら時給や月収の相場はどのくらいか」と気になっていませんか。せっかく時間を使うなら、インターンの給料の仕組みまで納得して参加したいですよね。
結論からお伝えすると、インターンには給料が発生するものと発生しないものがあります。その差は参加するインターンシップの期間で決まります。
この記事では有給と無給の違いから相場や平均、交通費や扶養までまとめました。読み終えるころには、自分に合ったインターンをお金の視点から選べるようになります。
「自分の場合はいくらもらえるのか」「どんなインターンが合うのか」という疑問に個別で答えているので、まずは気軽にLINEで無料相談してみてください。学年や興味に合わせてアドバイスします。
インターンで給料はもらえるのか
まず気になるのが、インターンで給料をもらえるかどうかという点ですよね。ここでは全体像から確認します。
給料の有無は参加期間で決まる
インターンの給料は、参加する期間によって発生するかどうかが変わります。長期のものは給料が出て、短期のものは出ないケースが一般的です。
理由は、期間の長さで仕事の中身が変わるからです。長期インターンシップでは学生が実務を担当し、企業のサービスに貢献します。いっぽうで短期は業界を知る就業体験が中心となり、労働とはみなされにくいです。
たとえば数か月続く長期インターンなら報酬が発生し、1日で終わる説明会型なら無給というイメージです。まずは「期間で給料が変わる」と覚えておくと、求人選びで迷いにくくなります。給料の有無を最初に知っておくだけで、募集要項の見え方が大きく変わります。
有給と無給インターンの全体像
インターンは、給料の有無で大きく2種類に分けられます。以下のとおりです。
- 有給インターン:給料が発生する。おもに長期インターンシップ
- 無給インターン:給料が発生しない。おもに1日〜数日の短期インターンシップ
どちらが良い悪いという話ではなく、目的が違うだけです。お金を得ながら実務を積みたいなら有給、業界研究を優先したいなら無給と、目的に応じて選ぶのがおすすめです。
自分がインターンに何を求めるのかをはっきりさせると、有給と無給のどちらが合うか見えてきます。次の章から、それぞれの中身を詳しく見ていきましょう。
有給と無給インターンの違い
ここからは有給インターンと無給インターンの違いを順番に掘り下げます。給料が発生する理由まで理解しておくと納得して選べます。
給料が発生する有給インターン
給料が発生するのは、おもに長期インターンシップです。学生が数か月にわたり実際の業務を担当し、企業の売上やサービスに直接貢献するからです。
営業やマーケティング、エンジニアなどの職種で、社会人と同じように仕事を任されます。働いた時間や成果に応じて給与を受け取れるのが、有給インターンの大きな特徴です。
給料ありのインターンを探しているなら、まず長期インターンシップを軸に考えるとよいでしょう。実務経験と報酬を同時に得られる点が、長期ならではの魅力です。学業とお金の両立をめざす学生にも向いています。
給料が発生しない無給インターン
給料が発生しないのは、おもに1dayや数日で終わる短期インターンシップです。これらは労働ではなく就業体験を目的としているからです。
会社説明やグループワーク、職場見学などが中心で、学生が成果を出すというより企業や業界を知る場になっています。無給インターンは、お金より情報や体験に価値があると考えるとわかりやすいです。
志望する業界がまだ定まっていないなら、無給でも参加する意味は十分にあります。短期間で複数の企業を比較できるのは、サマーインターンなど短期ならではの利点です。就職活動の準備として、まず無給の短期から始める学生も少なくありません。
無給インターンは違法にならないのか
「働いているのに給料なしは違法では」と感じる人もいるかもしれません。ここは正しく理解しておきたいポイントです。
判断の分かれ目は労働者にあたるかどうかです。企業の指揮命令のもとで実務をおこない会社の利益に直接つながる働き方なら、その学生は労働者とみなされます。労働者にあたるなら、最低賃金以上の給料を支払う義務が企業に発生します。
つまり見学や体験が中心の無給インターンは問題ありませんが、社員と同じ実務を任せているのに無給という場合は違法となる可能性があります。制度の詳しい取り扱いは、厚生労働省の公式サイトで確認できます。
インターン給料の相場と平均
有給インターンに参加するなら、相場や平均は必ず押さえておきたいところです。時給と月収の2つに分けて紹介します。
- 時給の相場:おおよそ1,000〜1,500円が一般的
- 月収の平均:おおよそ5万〜15万円が目安
金額だけでなく、なぜその水準になるのかまで理解しておくと求人を見る際に判断しやすくなります。
時給の相場は職種で変わる
有給インターンの時給は、1,000〜1,500円あたりがボリュームゾーンです。多くの求人がこの範囲に収まっています。
この水準になる理由は、学生アルバイトの時給や地域の最低賃金が基準になっているからです。ただし職種によって幅があり、専門スキルが求められる仕事ほど報酬は高くなります。
たとえばプログラミングを扱うエンジニア職では時給2,000円を超えることもあり、営業職では成果に応じた報酬が上乗せされる場合もあります。スキルや成果が給与に反映されやすい点が、一般的なアルバイトとの違いです。
月収の平均と働き方の関係
月収で見ると、5万〜15万円あたりが平均的な目安です。金額に幅が出るのは、勤務日数や勤務時間によって大きく変わるからです。
週2〜3日の勤務なら月5万〜8万円ほど、フルタイムに近い働き方なら月15万円以上になることもあります。実際に、週3日ほどの営業インターンで高い報酬を得ている学生もいます。
自分の授業スケジュールと相談しながら、無理のない範囲で働くのが長続きのコツです。学業とインターンのバランスを崩さないことも、大切な視点です。給与を追いすぎて単位を落としては本末転倒になります。
職種別に見る給与の違い
職種ごとの時給イメージを以下の表にまとめました。あくまで目安として、求人選びの参考にしてください。
| 職種 | 時給の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 事務・アシスタント | 1,000〜1,200円 | 未経験でも始めやすい |
| 営業 | 1,100〜1,500円+報酬 | 成果報酬で大きく伸びる |
| マーケティング・ライター | 1,100〜1,500円 | スキルが就職に直結しやすい |
| エンジニア・デザイナー | 1,500〜2,500円 | 専門スキルで高時給になりやすい |
表のとおり、身につけたスキルが給与に反映されるのが有給インターンの特徴です。高い時給をねらうなら、専門性を磨ける職種を選ぶとよいでしょう。
有給インターンとアルバイトの違い
ここで立ち止まって考えたいのが、有給インターンとアルバイトの違いです。時給だけを見ると大きく変わらなくても、得られるものはかなり異なります。
| 比較項目 | 有給インターン | アルバイト |
|---|---|---|
| 仕事内容 | 実務や企画に関わる | 決められた作業が中心 |
| 身につく力 | 社会人スキルや専門知識 | 接客や作業の基礎 |
| 就職への影響 | 選考や内定で有利になりやすい | 直接は結びつきにくい |
| 報酬の伸び | 成果やスキルで上がりやすい | 時給がほぼ固定 |
仕事内容と得られる経験の違い
アルバイトが決められた作業をこなす仕事なのに対し、長期インターンでは社会人と一緒に考え仕事の進め方そのものを学べます。同じ「働く」でも、関わり方の深さが違います。
ここで参考になるのが、現場のプロと働く価値です。OUI Inc.の清水映輔社長は「今も現役の眼科医として年間1万人くらいの患者さんを診ていますし、大学の教員も務めています」と語っています。第一線で活躍する社会人のそばで働ける環境は、長期インターンならではの財産です。OUI Inc. 社長インタビュー
経営者インタビュー
「世界の失明を半分に」眼科医がスマホで挑む、医療のボーダレス化
OUI Inc. / CEO
清水 映輔
こうした経験は、就職活動のエントリーシートや面接で語れる材料になります。将来のキャリアにつながる学びを得られるのは、報酬以上に大きな価値です。
就職や選考への活かし方
有給インターンでの経験は、就職活動でそのまま武器になります。実務を通じて身につけた力は、ほかの学生と差がつくアピール材料になるからです。
たとえば「数字を追う営業を経験した」「サービス改善に関わった」という具体的な話は、面接官の印象に残ります。単なるアルバイト経験より、仕事への理解の深さを伝えやすいです。
就職を見据えるなら、給与の高さだけでなく「何を語れる経験になるか」もあわせて考えるのがおすすめです。目先の報酬と将来の武器、両方の視点を持ちましょう。
「時給と成長のどちらも取れるインターンはあるのか」と迷っているなら、条件に合う長期インターンを一緒に探すのでLINEで無料相談してみてください。あなたの興味や学年に沿って提案します。
有給インターンで得られるメリット
給料が発生する有給インターンには、お金以外にも見逃せないメリットがあります。報酬と一緒に得られる価値まで理解しておきましょう。代表的なメリットは次の3つです。
- 実務スキルが身につく
- 選考や内定で有利になる
- 社会人との人脈ができる
実務スキルが身につくメリット
いちばんのメリットは、学生のうちから実務スキルが身につくことです。長期インターンでは社会人と同じ環境で働くため、授業では学べない力が養われます。
たとえば資料作成や商談の進め方、サービスを改善する視点などが実際の仕事を通じて身につきます。給料を受け取りながら成長できるのは、有給インターンならではの魅力です。
こうしたスキルは社会に出てからも長く役立ちます。早い時期から実務に触れておくと、就職後のスタートで一歩リードできます。
選考や内定で有利になるメリット
有給インターンの経験は、就職活動の選考でも強力な武器になります。企業によっては、インターン参加者を対象にした早期選考を用意しているからです。
インターンで一定の評価を得ると、そのまま内定につながるケースもあります。現場で得た経験は、いわゆる「ガクチカ」としても語れます。
ほかの学生と差をつけたい人ほど、有給インターンに参加する価値は大きいです。就職を有利に進めたいなら、早めの行動が結果につながります。
社会人との人脈ができるメリット
長期インターンでは、社会人との人脈が得られます。学生のうちから第一線で働く人とつながれるのは、貴重な機会です。
一緒に働く仲間の雰囲気も、成長を左右する大切な要素です。株式会社SAの酒井康博社長は「ネガティブな人が一人いると、超ポジティブな人が10人いてもネガティブ側に引っ張られる。」と語っています。前向きな人が集まる職場を選ぶと、自分の成長も加速します。株式会社SA 社長インタビュー
経営者インタビュー
「勝てる市場」を選んだ不動産鑑定士が、ニッチの頂点に立つまで――株式会社SA 代表取締役 酒井康博
株式会社SA / 代表取締役
酒井康博
一緒に働いた社員や同じインターン生とのつながりは、就職後のキャリアでも財産になります。困ったときに相談できる相手ができるのも、大きな安心につながります。
給料以外に気をつけたいお金
インターンのお金の話は、給料だけでは終わりません。交通費や保険、扶養など知らないと戸惑うポイントを整理しておきましょう。
交通費と社会保険の扱い
交通費は支給する企業が多いものの、扱いは会社によって差があります。全額支給の会社もあれば「月1万円まで」と上限を設ける会社もあるからです。
大学の定期券区間は自己負担とし、区間外だけを支給の対象とする企業も少なくありません。求人票に「交通費支給」とあっても条件がつく場合が多いので、面接の際に範囲を確認しておくと安心です。
また長期インターンで働く時間が長くなると、社会保険への加入が必要になることもあります。週の労働時間や月の収入が一定の基準を超えると、勤務先の社会保険に加入する対象になるからです。勤務日数を増やす前に、加入対象になるか担当者へ確認しておきましょう。
扶養と年収の壁への注意
親の扶養に入っている学生がとくに気をつけたいのが、いわゆる「年収の壁」です。稼ぎすぎると親の税負担が増えたり、自分に税金がかかったりする場合があります。
ここで押さえたいのは、税制の見直しによって年収の壁の基準が変わる場合があるという点です。学生年代を対象にした控除の仕組みが設けられることもあり、条件は時期によって変わります。
適用される金額や条件は変わりうるため、最新の数字は国税庁の公式サイトで確認するのが確実です。判断に迷うときは、親や勤務先にも相談しておきましょう。
給料で選ぶインターンの選び方とまとめ
最後に、給料で失敗しないインターンの選び方を整理します。相場やお金の知識をふまえ、後悔しない一社を選びましょう。
報酬だけで選ばない選び方
インターンを選ぶ際は、報酬の高さだけで決めないことが大切です。給料が同じでも、身につく力や職場の雰囲気で得られる価値は大きく変わるからです。
採用の基準として、給料以外を重視する企業も少なくありません。特定非営利活動法人札幌チャレンジドの加納尚明社長は「採用で一番大切にしているのは、ミッションへの共感です。高い賃金は出せない。だから『失業していてどんな仕事でもいいです』という人はお断りしています」と語っています。給料だけでなく、自分が共感できる事業かどうかも選ぶ軸にしてみてください。札幌チャレンジド 社長インタビュー
経営者インタビュー
考える前に、感じてほしい。障がいのある人もコミュニケーションが苦手な若者も「働ける社会」を札幌から作り続ける理事長の26年
特定非営利活動法人札幌チャレンジド / 理事長
加納 尚明
報酬と成長、そして事業への共感をあわせて見ると、納得できるインターン選びにつながります。数字だけに引っぱられず、自分に合う環境を選びましょう。
インターン給料のまとめ
ここまで、インターンの給料について有給と無給の違いから相場や注意点まで解説しました。要点を振り返っておきましょう。
- 給料が発生するのはおもに長期インターンシップで、短期は無給が一般的
- 時給の相場は1,000〜1,500円、月収の平均は5万〜15万円ほど
- 交通費や社会保険、扶養など給料以外のお金にも注意する
- 報酬だけでなく、身につく力や事業への共感も選ぶ軸にする
お金の視点を持つと、自分に合ったインターンを選びやすくなります。この記事を参考に、納得できる一歩を踏み出してみてください。
「自分の学年や興味だと、どんな有給インターンが合うのか知りたい」という人も多いので、最後に個別相談を案内します。あなたに合う求人を一緒に探すので、LINEで無料相談してみてください。
インターン給料のよくある疑問
おもに長期インターンシップで給料が発生します。学生が実務を担当し、企業のサービスや売上に貢献する働き方が対象です。1dayなどの短期は就業体験が中心のため、無給が一般的です。
時給は1,000〜1,500円、月収は5万〜15万円ほどが目安です。エンジニアなど専門スキルが必要な職種では、時給が2,000円を超えることもあります。詳しい傾向は本文の相場の章で解説しています。
見学や就業体験が中心の無給インターンは問題ありません。ただし社員と同じ実務を任せているのに無給の場合は、違法となる可能性があります。制度の詳細は厚生労働省の公式サイトで確認できます。
稼ぎすぎると、いわゆる年収の壁を超えて扶養から外れる場合があります。基準は税制の見直しで変わることがあるため、最新の数字は国税庁の公式サイトで確認してください。判断に迷うときは親や勤務先にも相談しましょう。