インタビュー

不動産×リフォーム×解体のワンストップ体制 で、余分なマージンを最大限カット。コアコンピ タンスの最大化を実現。株式会社ノーブデンス が挑む業界最善の顧客志向の舞台裏

PROFILE
株式会社ノーブデンス 代表取締役
山住広大

起業までの歩みと創業のきっかけ

営業トップを経験、そして起業へ

大学卒業後はリフォーム系ベンチャー企業に入社し、その後23歳で不動産買取再販事業に出会い、天職だと確信しました。

さらなる知見と経験を求め、東証一部上場の買取再販専門企業に身を置き関西支店の立ち上げに挑み、営業マンとして全国売上高1位を達成。その後、中堅不動産会社では不動産仕入営業部の立ち上げを担い、3年間で20名の採用を実現しました。

13年間の実務経験をとおして、業界の強みと同時に「在庫を抱えるリスク」という本質的な課題も深く理解しました。その課題に正面から向き合い、理想の組織を自らの責任と裁量で実現したいという想いから、2021年に当社を創業しました。

誠実さで築く、信頼の積み重ね

弊社の社名であるノーブデンス(NORBDENCE)は、ラテン語の「気高い、高潔な(Noble)」と「信頼(Confidence)」を組み合わせた造語です。不透明な部分が多いリフォーム業界だからこそ、誠実に向き合い、信頼を積み重ねていきたいと考えています。

社員一人ひとりがこの想いを大切にし、単なる仕事としてではなく地域の皆さまに信頼され、長く愛される企業でありたいと考えています。そのためにも従業員が働きやすい環境を整え、個々の強みを活かしながら、地域の発展に寄り添い、共に歩んでいける企業を目指します。

株式会社ノーブデンスの事業モデル

3つの事業で実現するワンストップ価値提供

当社は①不動産買取再販事業②リフォーム事業③解体工事事業の3つを柱に事業を展開しています。

不動産事業においては、築年数の経過した物件を積極的に買い取り、建築基準法に基づいて適正に再生したうえで再販売しています。物件の潜在価値を最大限に引き出し、市場へ再流通させています。

リフォーム事業では、一般住宅はもちろん、ビルや店舗、オフィスに至るまで幅広く対応しており、大規模修繕工事にも柔軟に対応可能です。用途や規模を問わず、多様なニーズに応えています。

解体工事事業では、木造・鉄骨造・RC造といったさまざまな構造に対応しています。また、社内にアスベスト調査の有資格者を擁しており、専門性の高いアスベスト処理にも対応可能な体制を整えています。

ハイブリットで価値を最大化

3つの事業をとおして、在庫を保有する不動産買取事業と、在庫を持たない建設関連事業をハイブリッドに融合させています。お客様の多様なご要望に対し、営業から施工管理までを自社で一貫しておこない、ワンストップで課題解決を提供できる点が当社の大きな特徴です。中間コストも大幅に削減できています。

一般的な大型リフォームでは大手メーカーが窓口となり、そこから下請け、孫請けへと工程が分散するためコストが膨らみやすい構造となっています。私たちはその構造をシンプルにし、削減したコストをお客様への価格還元と、工事の質を支える材料費や職人さんの適正な報酬へと充てています。

住まいの「困った」に幅広く対応

住まいに関するお困りごとは内装の不具合、外壁の劣化、間取りの改善などさまざまです。当社は単に家を直すだけではなく、資産価値を高め、長く快適に住み続けるための提案を大切にしています。また、地域に根差したスピーディーな対応を心がけ、ありがたいことにご紹介やリピートのご依頼も増えております。今後もお客様にとって身近で頼れる住まいのパートナーであり続けたいです。

組織づくりと採用へのこだわり

「誰と働くか」を大切に

組織としてはまだ少数精鋭ですが、だからこそ採用にはかなりこだわっています。スキルももちろん大事ですが、一番見ているのは「誠実さ」です。当社のバリューとして「自責」と「利他」を掲げているのですが、何か問題が起きたときに人のせいにせず、どう改善するかを考えられるか。そして、自分だけではなく周りのために動けるか。このマインドセットが揃っているメンバーが集まると、組織としての熱量が全然違ってきます。

成長を実感できる環境づくり

社員には、ただ言われたことをこなすだけではなく、経営的な視点を持ち主導的に動いてほしいと伝えています。当社は現在も成長フェーズにあり、一人ひとりが担う裁量が非常に大きい環境です。自分の提案や行動がダイレクトにお客様の喜びに繋がりますし、会社の成長を肌で感じられるのは今のノーブデンスで働く大きな魅力のひとつだと思います。頑張りが正当に評価される給与体系も整えていますし、切磋琢磨しながら高みを目指せる環境でありたいです。

急成長を支える要因と今後の展望

愚直な「顧客志向」が確かな信頼につながる

創業から短期間で成長できている要因は、特別な魔法があるわけではなく、当たり前のことを一つひとつ丁寧に積み重ねてきたからだと思っています。見積もりの透明性を高める、こまめな連絡を欠かさないこと、工事後のアフターフォローまで責任を持ち徹底する。こうした日々の誠実な積み重ねが、お客様からの信頼に繋がり、結果として数字がついてきました。業界の慣習にとらわれるのではなく、常にお客様にとっての最善を追求し続けてきた結果だと自負しています。

日本を代表する企業へ

今後は関東圏でのシェアをさらに拡大しつつ、将来的には全国展開も視野に入れています。業界的にもまだデジタル化が十分に進んでいない部分や古い慣習が残っている部分も多くあります。私たちはテクノロジーも積極的に取り入れながら、業界のスタンダードを塗り替えていきたいです。5年後、10年後には「住まいや不動産のことならノーブデンス」と言っていただけるような、日本を代表する企業へと成長させていくのが今のビジョンです。

編集後記

今回、山住代表のお話を伺って、不動産・リフォーム・解体業界の不透明な部分に正面から向き合う姿勢にとても感銘を受けました。私はビジネスの経験はありませんが、中間コストを削減して「お客様」と「職人さん」の両方に還元するというモデルは、非常にシンプルでありながら、強い信念がないと貫けないことだと感じます。「三方よし」という言葉はよく聞きますが、それを実際の利益構造として形にしている点がノーブデンス様の凄みだと思います。

とくに印象的だったのは「誠実さ」を組織の根幹に置いていることです。どんなに技術が進化しても、住まいという大切な場所を扱う以上、最後は「人」への信頼がすべてなのだと学びました。私も将来、社会に出た際には、テクニック以上に、まずは誠実に向き合うという姿勢を大切にしていきたいです。