バスケットボール少年だった中学時代
大阪選抜に選ばれた
小学生の頃からバスケットボールをがむしゃらにやっていて、朝から夜までずっとボールを触っていました。中学ではキャプテンを任されて、大阪選抜にも選ばれるくらいの選手だったんです。12歳くらいのときには、プロのバスケットボール選手になるものだと思い込んでいました。
体格の差でプロを諦めた
当時の日本にはプロのバスケットリーグがなく、プロになるにはアメリカに行ってNBAを目指すしかないという時代でした。インターネットもまだ弱かった時代でしたが、それでもNBA選手の情報を知ることはできて、身長2m10cmで自分の足と同じくらいの太さの腕を持つ選手たちの存在を知ったんです。当時、180cmの身長をもってしても敵わない、圧倒的な実力の差を突きつけられたんです。ただ、その引き際が早かったからこそ、すぐに気持ちを切り替えて、音楽へすべてを注ぎ込むことができました。
高校に行かず音楽に懸けた10代
プロの世界へ、人より一足早く踏み出す選択
音楽の道で生きていくと決めていたので、高校進学ではなく、音楽だけに100%集中する環境を自分で作りました。周囲よりも圧倒的に長い時間を音楽に注ぎ込みました。そのアドバンテージがあったからこそ、早期のデビューに繋がったのだと感じています。
アメリカンロックに全振りした
バンドではベースを担当していて、ロックなことをやっていました。カリフォルニアロックやLAロックのような、夏フェスに出るようなアメリカンロックを目指していたんです。
ロサンゼルスとニューヨークでの2年間
22歳から海外で活動した
22歳、23歳の2年間は、ロサンゼルスとニューヨークで音楽活動をしていました。もともとモテる要素を持っている人たちが一定数いる中で、私たちはそれを持ち合わせていなかったからこそ、10代の頃はすべてを捨てて音楽だけに向かえたんだと思います。周りを見ない、人の話を聞かない、危険を察知しないという性格だったからこそ、止める人がいても海外に飛び出せました。
大人になって解散を選んだ
そのまま何も考えずにロサンゼルスでライブ活動を続けていたら、たぶん解散はしていなかったと思います。しかし、活動しているうちに私たちが大人になってしまって、「何をやっているんだろう」と冷静に考えるようになったタイミングでバンドは解散しました。社会のルールを持ち合わせていたら、独立して勝手に会社をつくって海外でライブをするというようなことはできなかったはずで、そこは私たちらしさだったと思っています。
「個の挑戦」から生まれた社名
ワンズトラインという構想
ワンズトライン株式会社という社名は、「挑戦」という構想からつけました。私自身がずっと挑戦を続けてきたからこそ、社員全員が挑戦できる会社をつくって、それを世界に持っていきたいという思いで立ち上げています。
食の力で日本を元気にしたい
かつては人が歩けないくらいキャバクラやスナックが賑わっていた街から、そうしたにぎわいがなくなっていく様子を見てきました。それなら私たちで居酒屋をつくって、全国にチェーン展開することで街の光になれば、それを真似する人たちが現れて街が活性化して、日本が元気になるのではないかと考えたんです。「食の力で日本を元気に」という思いで、事業をスタートしました。
フランチャイズという選択
私たちの力だけでその思いを実現するのは難しいと感じて、フランチャイズ事業をスタートしました。加盟してくれる人たちと一緒に街を盛り上げていくというのが、今の事業の軸になっています。
世界を見据えたこれから
世界に出ていきたい
これから先もうまく展開していけると思っている一方で、世界に出ていかなければいけないという思いがとても強くあります。
文化の違いという壁
課題は多いと感じていて、まず文化の違いが大きいです。韓国に私たちのブランドの店舗があるのですが、日本と近い国で同じような人種だと思っていても、文化はかなり違います。国によって文化を理解すること、そして社会情勢が大きく異なる国では思わぬ損失が生まれる懸念があることが、今後の課題だと考えています。
会社の今とこれから
今の社員数は14人で、来月にはもう1人増える予定です。これからも採用を通じて、どんどん組織を大きくしていきたいと思っています。
弊社の強みは、圧倒的なスピード感だと思っています。会社として、社員も含めて、何かをやると決めたときの動き出しの速さはむちゃくちゃ早い自信があります。
編集後記
今回のインタビューを通して、山内さんが10代で音楽に、そして中学時代にはバスケットボールに、それぞれ全力で向き合ってきたことが、今の経営スタイルにも色濃く影響していると感じました。ルールにとらわれず、決めたら速く動くという姿勢は、学生時代から一貫しているものだと思います。世界を見据えたワンズトラインの今後の展開が、とても楽しみです。