学生時代から変わらない性格
深く考えるのが好きだった
学生時代、なにかをやりたいという明確な目標があったわけではなく、なんとなく過ごしていたように思います。ただ、小さいころから物事を深く考えたり、自分なりに工夫して改善したりするのは好きでしたね。目の前のことをどうすればもっとよくできるか、そこを考えるのがずっと好きでした。
幅広い経験からたどり着いたWeb
パソコンが得意だった
独立するまでは、接客や営業などさまざまな職種を転々としていました。特別に出世を目指していたわけでもなく、いろいろな業種を経験していたという感じです。そのなかで、昔からパソコンに触れるのが好きだったこともあり、Web制作やマーケティングの仕事が自分に合っていると感じるようになりました。そこから同じ会社でキャリアを積み、今にいたります。
分断された業界に疑問
独立のきっかけは、自分で材料を集めて自分で判断して動きたいという気持ちがまずひとつ。もうひとつは、少し専門的な話になりますが、Webサイトを作っても集客にはつながらず、Web広告の運用も含めて部署が分かれてしまっている業界の構造に、以前から疑問を感じていたことです。Webエンジニアとしてのキャリアと、マーケティングの知識をあわせ持っていたので、分断せずにひとつのWebとして支援したほうが合理的だと思っていました。そこで、Web全体をまるごと支援できる体制の会社をつくろうと、株式会社OSIEを立ち上げました。
Webをまるごと支援する
事業を横断して提案する
事業内容は、Webサイト制作、SEO、Web広告運用、動画制作やSNSの運用、それから新聞や駅広告といったオフラインの施策まで幅広く手がけています。Webというよりも、マーケティング全体として捉えて提案しているのが特徴です。たとえば「問い合わせを増やしたい」というご相談をいただいたときも、具体的に課題を掘り下げたうえで、そのお客様に合った提案をするようにしています。
これからのビジョン
目の前のお客様に誠実に
今後のビジョンは、まず目の前にいるお客様に対して誠実に、よいサービスを提供し続けることが大前提です。そのうえで長期的には、自社のサービス展開にもいずれ挑戦していきたいと考えています。
「相談すれば安心」な存在に
大きなビジョンとしては、Web制作会社やWebマーケティング会社という枠を超えて、企業にとっての「外部のWeb担当者」として選ばれる存在になりたいと思っています。Webのことなら相談すれば安心だと思ってもらえる。そんな会社を目指しています。
学生へのメッセージ
完璧な目標はいらない
大学生へのアドバイスとしては、最初から完璧な目標を決めなくてもいいと思っています。ひとつひとつの仕事や経験を積み重ねていくなかで、自分の強みややりたいことが少しずつ見えてくるものだからです。私自身もそうでした。
比較せず自分の軸を持つ
今はSNSでほかの人の様子がよく見える時代なので、つい比較してしまう気持ちも理解できます。ただ、そこであまり比較しすぎず、自分なりにいろいろやってみるなかで、強みややりたいことを見つけていけばいいと思います。失敗を気にせず、自分の軸を持って取り組んだほうが、何事も真剣に向き合えるはずです。
とにかく行動する時代
起業を考えるなら、戦略をじっくり練るよりも、まずやってしまったほうがいいというのが私の考えです。あとから戦略を見直すことになるのは、どんな時代でも変わりません。むしろAIの時代だからこそ、単純作業はAIに任せられるぶん、決断と行動のスピードがこれからより重要になってくると感じています。
編集後記
インタビューを通して、小原さんの「分断させない」という考え方が事業の根っこにあることが伝わってきました。Webとマーケティングを切り離さず、ひとつの流れとして支援するという姿勢は、私自身も物事を統合的に捉える大切さとして学ばせていただきました。目標を決めすぎず、経験を積み重ねながら自分の軸を見つけていくというお話は、就職活動を控える身としてもとても励みになりました。