インタビュー

条件より想いを届ける。ビリヤードのプロが磨いた「リピートされる」仕組みづくり

条件より想いを届ける。ビリヤードのプロが磨いた「リピートされる」仕組みづくり
PROFILE
株式会社リピートワークス 代表取締役
町田 直

ITの力で、健康と美容の入り口を

予防に通う人を増やしたい

弊社はITの会社で、予約システムの開発を手がけています。導入いただいているのは、主に整体院や接骨院、エステサロンといった店舗です。

これから高齢化が進んでいく社会のなかで、健康と美容というテーマに着目しました。弊社が得意とするマーケティングやIT関連の知見を活かして、各サロンを活性化するお手伝いができないかと考えたのがきっかけです。サロンに通う人が増えることで、病院に行くよりも、その手前の段階で予防する人を増やしていきたいという思いがあります。

ビリヤードのプロとして見えてきた経営の本質

9歳から続けてきたプログラミング

私は9歳のころからプログラミングをしていて、IT業界には長く身を置いてきました。それに加えて、私はビリヤードのプロをしています。現在はビリヤード教室の経営もおこなっています。

教室経営とサロン経営は似ている

ビリヤード教室の経営は、サロンの経営と重なる部分が多いと感じています。どちらも新しいお客さまが来て、そこからリピートしてもらえることで初めて成り立つビジネスだからです。自分自身でビリヤード教室を経営するにあたって、弊社が作ったシステムをフル活用し、実際に経営が成り立ってきたという実績があります。これが、いま提供しているシステムのバックボーンになっています。

プロ歴14年、きっかけは1本の映画

ビリヤードを始めたのは、浪人していたときのことです。当時は「ハスラー2」という映画の影響でビリヤードのブームが起こっていて、周りの人に誘われたのがきっかけでした。プロになるつもりはまったくなかったのですが、続けるうちに上達し、気づけばプロとして14年になります。ビリヤードのプロは基本的に賞金で収入を得ますが、自分のように教室を経営したり、お店を持ったりして収入を得る人も増えています。私も、自分のスタジオを持って教えています。

代理店・OEMを軸に広げてきた事業

全国550店舗への導入実績

現在、弊社のシステムを導入いただいているサロンは、全国で550店舗ほどになります。ただ、そのほとんどは代理店や、システムを別の会社に持っていただき、自社ブランドとして販売していただくOEMという形です。自社で営業することも全くないわけではありませんが、ほとんどおこなっていません。

増やしていきたいのは仲間の輪

今後のビジョンとしては、こうした代理店やOEMをさらに増やしていきたいと考えています。社員は開発を担うメンバーが数人という体制で、外注もうまく活用しながら運営しています。

知ってもらえれば興味を持ってもらえる

弊社のシステムはほかのシステムと比べて差別化できる部分が多いため、「そんなシステムがあったんだ」と喜んでいただくことが多いんです。そのため、代理店やOEMを増やしていくことでシステムのことを知っていただくことができれば、興味を持っていただけるのではないかと感じています。

学生時代と、これから社会に出る人たちへ

影響力がある人は強い

いまの学生のみなさんは、本当に忙しそうだなと感じています。自分自身の経営や、周りの経営者を見ていて思うのは、やはり影響力がある人は有利だということです。影響力がある人は、ビジネスをうまく構築できている印象があります。周りに影響を与えられる、コミュニケーション能力が高いということは、それだけで大きな武器になるのではないでしょうか。

編集後記

今回のインタビューを通して、印象に残ったのは「本業と趣味が地続きになっている」という点です。ビリヤード教室の経営で得た気づきが、そのままサロン向けシステムの土台になっているというお話は、一見遠く見える経験も、視点を変えれば事業に活かせることを教えてくれました。営業力の大切さについてのお話も、就職活動を控える身として、あらためて意識していきたいと感じました。